キヨさんの学習管理システム(seldy-lms)から学習タスク管理・進捗可視化/AIチャット・AI学習アドバイス・AIレポート/目標・ロードマップの3機能を受け取り、Educare のマイページに組み込んだ場合の画面イメージです。
狙いは、スタディング「公務員 合格フルサポートコース」で担任講師が人力でやっていた学習計画づくりを、AIで大部分まかなうこと。
UIは確定デザインではなく、できることを伝えるためのモックです。数値・氏名・単元名はすべて架空のサンプルで、実データではありません。
いま Educare のマイページにあるのは、講座カード・自治体のお知らせ・試験日カウントダウンです。「で、私は今日なにをすればいいのか」に答える画面が存在しません。キヨさんのシステムはまさにその部分(今日のタスク・目標・ふりかえり・AIチャット)を作り込んであるので、そこを持ってきて、中身のデータだけ Educare の公務員試験データに差し替えるのが今回の構想です。
担任講師が初回面談で作っていた学習計画を、初回20分の診断+5問のカウンセリングでAIが作り、あとは毎週勝手に組み直す。これがコアの体験です。
以降のモックでも、この3色で「どこから来るのか」を示します。
2026-07-26 時点の実装を実際に読んで確認した結果です。
/plan(受験計画)は名前だけで、中身は自治体の日程お知らせ。学習計画はゼロ/plan が本物の学習計画に。今週やる3つ+月別ロードマップ/ai-sensei(AI先生相談室)はガワだけ実装済みで、中身は未接続仕様書の記載を確認したところ、AIチャット・AIレビュー系は本番(main)で稼働中ですが、タスク管理・ヒートマップ・目標/ロードマップの新UIは staging のみで、本番未反映です。つまり「動いている実物をそのままもらう」のではなく、本番で鍛えられたAI部分の実装知+未検証のUIを受け取る、という認識が正確です。UIはこちらのQAを通す前提で受け取ります。
今日やること計画を見る ›
合計 55分 / 今週の残り 3時間20分
12日
連続学習
248問
今月の演習
61%
今週の達成
マイページ / ホーム
担任講師がやっていたこと:面談で決めた計画にそって「今週はここをやってください」と指示する。
AIがやること:週の計画を日単位にほぐして、今日の分だけを出す。終わらなかった分は翌日に繰り越す。
担任講師がやっていたこと:初回カウンセリングで、志望先の出題科目・出題数を踏まえて個別の学習計画をつくり、タスク・優先度・スケジュールを設定する。
AIがやること:同じものを、データを根拠にしてつくる。ここが人力より強く出せる唯一のポイントです。
担任は受験案内を読んで経験で組み立てます。こちらは95単元それぞれの出題頻度と出題周期(「不定方程式は何年に1回出るか」)を実データで持っているので、「なぜこの順番なのか」を数字で言えます。130自治体の試験日・施策データも本番に入っています。この根拠表示が、AIコーチとしての差別化の核心です。
今週やる3つ組み直す ›
合計 5時間 / 申告いただいた週の学習時間 6時間15分
合格までのロードマップ
〜 2026年8月
数的処理の型を入れる
判断推理・数的推理の基礎12単元
2026年9月 — 11月
専門科目に着手
憲法・民法・ミクロ経済
2026年12月 — 2027年2月
過去問演習と論文
2027年3月 — 5月
総復習・面接対策
学習計画 / 今週やる3つ+ロードマップ
学習の記録過去8週間
少ない 多い
分野別のいまの目安
初回診断(7/12)と、その後に解いた248問から算出しています。
ふりかえり / ヒートマップ・習熟度
担任講師がやっていたこと:定期的に進捗を確認し、遅れや偏りを指摘する。
AIがやること:解いた記録から自動で集計し、手薄な分野を翌週の計画に自動で戻す。
担任講師がやっていたこと:Zoomの個別カウンセリング(事前予約制・回数無制限)と、科目についての質問対応。
AIがやること:予約なしで、24時間、すぐ答える。質問対応の部分はここで代替します(面談そのものは代替しません → §5)。
AIに本人の情報を渡すほど「覚えている感」は出ますが、渡しすぎると事故になります。設計では機能ごとに渡してよい情報を限定しています(例:問題を解いているときのAIには、志望自治体も試験日も渡さない/論文添削のAIには、数的処理の診断結果を渡さない)。氏名・メール・電話・学校名・勤務先はカルテに保存すらしません。
AI先生 相談室(/ai-sensei)
勉強にあてられる時間
週あたり 4時間30分 として計画をつくります
初回カウンセリング(全4ステップ)
担任講師がやっていたこと:Zoomの初回面談で、志望先・試験日・使える時間・得意不得意・生活環境を聞き取る。
AIがやること:会話ではなく、4ステップのフォームで聞く。AIが会話で聞き出すのは、答えに矛盾や不足があったときの追加1問だけにします。
会話でヒアリングするAIは体験としては新しく見えますが、入力に時間がかかり、答えが構造化されず、途中でやめられるという三重の弱点があります。計画づくりに必要なのは決まった5項目だけなので、フォームで取るのが速くて確実です。各ステップで下書き保存し、途中でやめても続きから戻れます。
担任講師がやっていたこと:定期面談での進捗確認とコメント。
AIがやること:週に1度、実績をまとめて次週の調整案まで出す。LINEで通知すれば、アプリを開かない週があっても接点が切れません。
7月20日 — 7月26日
4日
学習した日
86問
解いた問題
3.2h
学習時間
よかったこと
◎判断推理の対応関係が、先月の5割から8割まで上がりました。
◎通勤中の学習が4日続きました。すきま時間の使い方が定着しています。
来週の調整
▲資料解釈が2週間あいています。来週の重点に入れました。
▲木曜の予定が3週続けて未達なので、木曜の分を土曜に寄せました。
計画は自動で組み直してあります。変更したい場合は計画画面から調整できます。
AI週次レポート(LINE通知+アプリ内)
「キヨさんのシステムを入れる」といっても、丸ごと動かすのではありません。画面と AI の作り方をもらい、中身のデータは Educare のものを流し込む形になります。
| 構成要素 | キヨさんから受け取るもの | Educare 側で用意するもの |
|---|---|---|
| 今日のタスク/週の計画 | タスク一覧・チェック・繰越のUI | 何を出すかを決める計画エンジン(単元の出題頻度・残日数・使える時間・弱点から算出) |
| 目標・ロードマップ | 目標編集画面・ロードマップUI・カリキュラム雛形の考え方 | 試験日(130自治体)・科目構成・単元マトリクス95単元 |
| ふりかえり | ヒートマップ・習熟度表示・手薄分野の検出ロジック | 解答ログ(サーバ採点済み・本番稼働中) |
| AIチャット | 本番で使っているプロンプトと出力の作り/失敗時の逃がし方(今回もらうもので最も価値が高い) | 解説データ・単元データ・本人の学習状況(渡す範囲を限定) |
| AIレポート | レポート生成の作り | 週次の実績集計・LINE配信基盤(実装済み) |
キヨさんのシステムと Educare のマイページは、使っている技術がほぼ同じです(どちらも React + TypeScript + Vite + Tailwind CSS v4)。バージョン差はありますが、画面部品はデータの取得部分を差し替えるだけで動く見込みです。だから「APIを新しく作ってもらう」必要はなく、キヨさんの開発工数もほとんど使いません。
キヨさんのシステムは、①本番と検証環境が同じデータベースを共有している ②招待コードと共有リンクが認証なしで読める設定になっている ③ログインさえすれば他人のアップロード画像が読める設定になっている、と仕様書に書かれています。いずれもそのまま持ち込んではいけない部分で、Educare 側に移すときに作り直します(キヨさんを責める話ではなく、塾内クローズド運用ならこの設定で足りるという判断だと理解しています)。
| 合格フルサポートの提供内容 | 今回 | 理由 |
|---|---|---|
| 個別学習計画の作成 | AIで代替する | 本構想の中心 |
| 定期的な進捗確認 | AIで代替する | 週次レポート+計画の自動組み直し |
| 科目の質問対応(回数無制限) | AIで代替する | 相談室チャット。予約不要・24時間という点ではむしろ上回る |
| 論文添削(回数無制限) | 別ラインで進行中 | Educare 側で開発中。今回の連携とは別 |
| 面接対策・模擬面接(回数無制限) | 別ラインで進行中 | AI面接として別途開発中 |
| Zoomでの個別カウンセリング | やらない | 人が出る前提の機能。代替せず、そもそも提供しない |
| 担任講師によるコメント | やらない | 同上 |
| 講師・教室の管理コンソール | 今回は取らない | キヨさん側にはあるが、AIが担任を務めるので不要。ただし将来 自治体・大学へ卸すときには効くので、第2弾として残す |
お願いするのは、①staging リポジトリの読み権限 ②AI部分(プロンプト・出力形式・使用モデル・失敗時の処理)の引き渡し ③画面部品の移植許諾 の3点です。API開発は依頼しません(技術的に不要と判断したため)。この方針でキヨさんに話を持っていってよいか。
対象システムは seldy-lms(別名 okke-road)です。これがキヨさん個人の資産なのか、別のクライアント案件なのかによって、扱いが変わります。新法人(praxia)の持ち寄りの議論と直結するため、そちらと一体で扱うか、今回は単発の技術提供として切り離すかの判断が要ります。
現在の開発計画では、この AI先生は3番目のリリースに置いています(1番目=問題集の一般公開、2番目=AI論文添削、3番目=AI先生)。キヨさんの資産が入るなら前倒しできますが、「まず問題集で公開して学習データを貯める」という方針を動かすかどうかの判断です。
AIチャットを本番で動かすには、Google の AI を有料プランで契約する必要があります(無料枠は入力データの扱いの点で商用利用に適さないことが確認済み)。どの連携方式を選んでも必要になる前提で、ここが決まらないとAIチャットは着工できません。
キヨさんの資産と、こちらの既存設計(1,300行の設計書が確定済み・実装はこれから)の差分表を1枚つくるところから始めます。「どれをもらい、どれを捨て、どれはこちらの設計を優先するか」を決める作業です。ここが決まれば、あとは計画エンジン → 画面移植 → AIチャット接続 の順で進みます。