EDUCARE / 自治体クローラー機構

今後の戦略・計画

Phase0(止血)が本番稼働した今日を起点に、機構を「AIが捏造値を垂れ流しうる状態」から「機械的に正本性が保証されるデータ資産」へ転換する。その道筋と、並走する運用の自律化を示す。

2026-07-14 / 司令官Opus 統合(Fable設計・Sol敵対検証・Codex実装・Gemini監査の分散apex)/ 社内回覧・noindex

全体像

狙いは一つ——データの信頼性を、運用の頑張りでなく機構で担保する

クローラーは、自治体の採用ページをAIが読み取り、公務員試験情報として公開している。今日、その正本性(公開値が本当に原文に在るか)の穴に対する止血を本番に入れた。ここからは根治フェーズに移る。

この転換は、敏の一次データ戦略(面接系データの最大保有=北極星)と、自治体B2B広告・有料商材の土台になる。データが信頼できて初めて、その上のビジネスが乗る。今後は次の3系統が同時に進む。

A. 正本性の根治
Phase1–4を順次。捏造値の穴を機械封鎖し、過去分も再証明可能にする。
B. 運用の自律化
main正典化・監視ダッシュボード改修。敏が毎週覚えて指示しなくても回る。

A正本性ハードニング Phase1–4

深刻度と依存の順に組んである(実装Codex/監査Gemini/設計はFable退任後Opus継承)
Phase 0 ・ 完了

止血(本日本番稼働)

公開済みデータの改ざん・無言の再決定をDBトリガで機械ブロック+公開前の前向き封鎖+監視の穴止血。バックアップ・発火検証済み。

✅ 2026-07-14 本番反映
Phase 1 ・ 最重要・次に着手

型付き接地述語

「値が原文に、正しい役割で、連続して存在する」を型で機械判定。1週間shadow観測(供給を殺さないか確認)→enforce+公開ゲートのトリガ化。捏造値が公開に届く本丸の穴をここで実質封鎖する。

shadow1週 → enforce
Phase 2

スナップショット保全

公開の根拠となる原文を永久保存し、再クロールでも消えないようにする。過去分(238件)を再証明できる土台。

Phase1 enforce後
Phase 3

退役SLO+既存238件処理

古い掲載を安全に退役する経路。再証明できない238件を再取得→再検証で収束(削除でなく)。退役に必要なスキーマ追加も同便。

Phase2後
Phase 4

監視の統一

部分失敗を成功と握り潰さない共通の判定モデル。「動いていないのに緑」を根絶。

最後
なぜこの順か:Phase1が「今後の新規汚染を止める前向きの弁」で最優先。Phase2が「過去分を再証明できる土台」、Phase3が「その土台で238件を片付け+退役を回す」、Phase4が「全体の監視を正す」。依存を工程順で解いてある。

B運用の自律化

敏の手が基本要らない仕組みに落とす

① main正典化(自律・稼働中)

本番クローラーのコードが長らくGitHubのmainに未統合だった(数ヶ月分)。今日、中核(クローラー機構・CRM管理サイト)を統合済み。残りは週次ルーチンが毎週月曜、1件ずつ自動でPR→マージ(機密スキャン・追加のみで安全)。放置で片付く。

② 監視ダッシュボード改修(企画・実装中)

現状の「保留4,041件/grounding不一致2,570件」というテキスト羅列は分かりにくい。→ バリューチェーンごとに信号ボックスで、どの工程が詰まっているか一目でわかる形へ改修(Fable設計・Sol実装で進行中)。

採取日次クロール
加工判定・grounding・公開
供給検索・配信同期
サイト表示本番配信

※ 各工程が実メトリクスから決定論的に緑/黄/赤で光り、「なぜ光るか」を自己説明。詰まりは加工段(保留在庫)に出る、という運用実態に合わせて設計中。

C敏の意思決定キュー

少数・急がない・溜めて一括で可
項目いつ要るか推奨
退役の自動化権限(LINE配信・AI検索への反映)Phase3着手前ガード付き自動 or 初期は確認
不稼働パッケージ2件の keep / drop
(SPI教材生成・grounding実験系)
随時中身精査の上、残す/捨てる一声
退役猶予30日・スナップショットのoffsiteバックアップPhase2–3妥当性の確認のみ

D体制とリスク

分散apexへの移行と、監視すべき穴

体制の変化

  • Fable退任(7/19)→ 設計はOpusが継承。今日のFable×Sol×Codex×Geminiの分業が、そのまま恒久体制(分散apex)の型になった。
  • ダッシュボード改修も、この体制(Fable企画・Sol実装)で進行中。

監視すべきリスク

  • 本番作業ツリーをPhase0保持ブランチに保つ
  • main側のサブモジュール世代の整合
  • main正典化の並行セッション競合

いずれも記録済み・機械監視の候補。

推奨する次の一手

Phase1(型付き接地述語)への着手

Phase0は「弁を閉める枠」を作ったが、中身の正しい接地判定はPhase1。これが入って初めて捏造値の穴が実質的に塞がる。shadowモードで1週間、現公開データに対し新旧判定の差分を観測(供給を殺さないか)してからenforceへ切り替える。今日の試験ケース(年省略日付の派生・全角正規化・表の所有境界)が受入基準に組み込み済み。

並行して、ダッシュボード改修(Fable/Sol)・municipalitiesの表示改善デプロイ・二次試験日/最終合格発表日の2フィールド追加が進む。main正典化は放置で自動進行する。