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文の並べ替え v2.1 抜き取り20問

2026-09-03 / 最終バンク183問から実在文10・原創10を無作為抽出(seed 20260903)/ 正答と解説は折りたたみ

前回レビュー(Gemini)への対応

①解説文=機械定型(「文Xの『…』は文Yの『…』を受ける」)を全問廃止し、先頭文の決め方・連結の根拠・迷いやすい肢の切り方を「です・ます」調の自然文で書き直し ②原創の「通念→逆接→機序→結論」型=構造6型(帰納/時系列/順接深掘り/対比/定義/問答)で作り直し、逆接型は原創の30%以下に制限 ③文末署名(がちである/なのである)に上限。見てほしい点は従来の4点(自然さ・出典行・一意性・機械っぽさ)に加え、解説が受験者の理解に役立つか

183問最終バンク(実在文52・原創131)
21.3%本文を読まない敵対ソルバー正答率(旧版100%・偶然水準20%)
97.9%AIブラインド一致(285問中279・真の欠陥6は除外済み)
23%原創のうち「通念→逆接」型(前回61%)
183本解説を自然文で書き直し(機械検証+意味検証)

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20

問1実在文gengo-ordering-00515文

(総務省『令和5年版 情報通信白書』を基に文の順序を変更して作成・CC BY 4.0)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. A. 我が国では、東日本大震災等これまでの大規模自然災害の教訓を活かし、通信ネットワークの強靱化に向けた様々な取組が行われている。
  2. E. 電気通信事業者各社は、東日本大震災での携帯電話基地局の停波の原因が停電や伝送路断によるものであったことから、停電対策や伝送路断対策等を強化してきた。
  3. D. 停電対策としては、移動電源車や可搬型発電機の増配備、基地局バッテリーの強化が行われている。
  4. B. また、伝送路断対策としては、伝送路の複数経路化の拡大、衛星エントランス回線やマイクロエントランス回線による応急復旧対策の拡充が行われている。
  5. C. また、情報通信研究機構(NICT)のレジリエントICT研究センターでは、東北大学など産学官の協力を得ながら共同研究を推進し、大規模災害や通信障害等の環境変化に対応できるレジリエントICT基盤等の研究開発や社会実証等を進めている。
  1. 1D―C―A―B―E
  2. 2A―E―D―B―C
  3. 3A―E―D―C―B
  4. 4A―D―E―B―C
  5. 5E―A―C―B―D
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正答: 2 A―E―D―B―C

Aは「我が国では、東日本大震災等これまでの大規模自然災害の教訓を活かし」と全体の話題を提示するため冒頭に置けます。Eは主体を電気通信事業者に絞り、停電や伝送路断が基地局停波の原因だったため対策を強化してきたと続け、Dが「停電対策としては」でEの一方を具体化し、移動電源車の配備などを説明します。Bは「また」でEのもう一方の伝送路断対策を具体化し、複数経路化などを挙げ、Cが「また」でさらに視点を広げ、NICTの研究センターの取組みを加え締めます。A―E―D―C―Bでは、Cの研究機関の話がBより先に来て、Eで予告された二対策の説明が分断され不自然です。

問2実在文gengo-ordering-00307文

(『海水浴』寺田寅彦 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Gの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. E. 夕方内海に面した浜辺に出て、静かな江の水に映じた夕陽の名残の消えるともなく消えてゆくのを眺めていると急に家が恋しくなって困ることがあった。
  2. G. たった三里くらいの彼方のわが家も、こうした入江で距てられていると、ひどく遠いところのように思われたのであった。
  3. B. その後故郷を離れて熊本に住み、東京に移り、また二年半も欧米の地を遍歴したときでも、この中学時代の海水浴の折に感じたような郷愁を感じたことはなかったようである。
  4. C. 一つにはまだ年が行かない一人子の初旅であったせいもあろうが、また一つには、わが家があまりに近くてどうでも帰ろうと思えばいつでも帰られるという可能性があるのに、そうかと云って予定の期日以前に帰るのはきまりが悪いという「煩悶」があったためらしい。
  5. A. その頃高知から種崎まで行くのには乗合の屋形船で潮時でも悪いと三、四時間もかかったような気がする。
  6. F. 現在の東京の子供なら静岡か浜松か軽井沢へでも行っていたのと相当する訳である。
  7. D. 交通速度の標準が変ると距離の尺度と時間の尺度とがまるきり喰いちがってしまうのである。
  1. 1C―D―G―A―E―F―B
  2. 2E―G―B―C―A―D―F
  3. 3G―E―C―D―A―B―F
  4. 4E―G―B―C―A―F―D
  5. 5E―B―G―C―A―F―D
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正答: 4 E―G―B―C―A―F―D

Eは「夕方内海に面した浜辺に出て…家が恋しくなって困ることがあった」と体験を語り始めるため冒頭に置けます。Gの「こうした入江」はEの入江を指し、三里先のわが家がひどく遠く感じられたと説明し、Bの「この中学時代の海水浴」がE・Gを指し、その後の人生でも同じ郷愁は感じなかったと続けます。Cはその理由を分析し、Aが当時の交通の遅さを所要時間で示し、Fが現在の東京の子供に置き換えた距離を述べ、Dが交通速度の基準が変われば距離感も食い違うという一般論で締めます。E―G―B―C―F―A―Dでは、Fのたとえが根拠のAより先に来て何と比べているか不明で不自然です。

問3実在文gengo-ordering-00185文

(『温泉1』中谷宇吉郎 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. C. 我が国の農村の人々の労働の激しさは、都会の生活者にはちょっと想像の外であろう。
  2. D. 都会の塵埃の中に住んでいる人よりも田舎の清浄な空気を吸っている人の方が健康であろうと思うのは多くの場合間違いであって、この頃の農村の人々の健康状態が著しく悪いことは、農民の健康の上に国防の基礎を置いている一部の人々が暄しく論じておられる通りである。
  3. A. 中には筋骨が逞しくて丈夫そうに見える人も沢山あるが、そのような人でも年をとると急に老けるのであって、田舎では五十歳といえば既に老人である。
  4. B. これは明かに労働の過度からくる現象であるが、労働の節制や営養の向上は、現在の状態では実際問題としては全く望み得ないことであろう。
  5. E. ちょっと温泉救国論めいた話になるが、二十年前までの私たちの田舎では、湯治の風習がそれに対する一つの対策としてかなり役立っていたのではないかという気がする。
  1. 1C―D―A―E―B
  2. 2E―D―C―B―A
  3. 3C―D―A―B―E
  4. 4C―A―D―B―E
  5. 5A―D―C―E―B
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正答: 3 C―D―A―B―E

Cは「我が国の農村の人々の労働の激しさは」と話題を提示し、都会の人には想像しにくいと述べるため冒頭に置けます。Dはこれを受けて、田舎の方が健康だという通念は誤りで、農村の健康状態は著しく悪いと続けます。Aは具体例として、たくましく見える人でも早く老け、田舎では五十歳で老人だと補足し、Bの「これは」がAを指して労働過度が原因で改善は望めないと述べます。最後にEが「それに対する一つの対策」としてBを指し、二十年前までの湯治の風習が役立っていたのではと締めます。C―D―A―E―Bでは、Eの指す対策の対象がまだ示されておらず不自然です。

問4実在文gengo-ordering-00105文

(『宇宙旅行の科学』中谷宇吉郎 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 衛星軌道に到達出来るロケットが出来たら、それに人工衛星の構築材料を積んで、とび出して行く。
  2. E. 一台には三十五トンくらいしか荷物を積めないので、最初の衛星構築の時期には、四時間おきくらいに、つぎつぎとロケットを送り出してやる必要があろう。
  3. C. これ等のロケットは、軌道上の一地点に行くように、発射の時刻を精密に調整しておく。
  4. A. 衛星構築地点に達したら、荷物をおろすのであるが、これ等の荷物は、引力のはたらかない世界であるから、そのまま宙に浮いている。
  5. D. 人間はもちろん宇宙服を着て、これも宙に浮いたままで、この構築材料の組立て工事を始めるわけである。
  1. 1B―C―E―A―D
  2. 2B―E―C―A―D
  3. 3B―E―C―D―A
  4. 4A―E―B―D―C
  5. 5E―B―D―C―A
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正答: 2 B―E―C―A―D

Bは「衛星軌道に到達出来るロケットが出来たら」と条件を示しながら指示語なしで手順を語り始めるため冒頭に置けます。Eはロケット一台の積載量の限界を理由に補い、四時間おきに次々と送り出す必要を述べます。Cの「これ等のロケット」はEで述べた複数のロケットを指し、発射時刻を精密に調整すると続けます。Aは衛星構築地点に到達した後の場面に移り、荷物が無重力で宙に浮くと説明し、Dの「これも」がAの浮いた荷物を指して人間も同様に浮きながら組立て工事を始めると締めくくります。B―C―E―A―Dのように並べると、Cの「これ等のロケット」が指すべき複数のロケットの説明がEより先に来てしまい、指示内容が定まらず不自然です。

問5実在文gengo-ordering-00425文

(『科学上における権威の価値と弊害』寺田寅彦 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 案内者のいう所がすべて正しく少しの誤謬がないと仮定しても、そればかりに頼る時は自身の観察力や考察力を麻痺させる弊は免れ難い。
  2. C. 何でも鵜呑みにしては消化されない、歯の咀嚼能力は退化し、食ったものは栄養にならない。
  3. A. しかるに如何なる案内者といえども絶対的に誤謬のないという事は保証し難い。
  4. E. 仮りに如何に博学多識の学者を案内として名所見物をするとしても、その人の所説にはそれぞれ何か確かな根拠はあるかもしれないが、それらの根拠を一つ一つ批判的に厳密に調べてみても一点の疑いのないという場合はむしろ稀であろう。
  5. D. 歴史上の遺蹟や古美術品の案内や紹介ならばともかく、科学上の権威においてはそのような ambiguity はあり得べからざる事ではないかという人があるだろうが、不幸にして科学上の事柄でも畢竟五十歩百歩である。
  1. 1B―C―A―D―E
  2. 2B―C―A―E―D
  3. 3E―C―A―B―D
  4. 4A―B―C―D―E
  5. 5B―A―C―E―D
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正答: 2 B―C―A―E―D

Bは「案内者のいう所がすべて正しく少しの誤謬がないと仮定しても」と指示語なしで前提を置いて論を始めるため冒頭に置けます。Cは鵜呑みにすることを消化に例えて、頼りきりでは自分の力が育たないと補い、Aが「しかるに」でそもそも案内者に絶対の誤りのなさは保証できないと現実に話を転じます。Eはどんなに博学な学者の案内でも疑いの余地がない場合はむしろ稀だと具体的に説明し、Dが歴史の案内ならまだしも科学上の権威についても同様で五十歩百歩だと締めくくります。B―C―A―D―Eのように並べると、Dの科学上の権威についての結論がEの具体例より先に来てしまい、根拠が示される前に結論が出てしまい不自然です。

問6実在文gengo-ordering-00155文

(『映画を作る話』中谷宇吉郎 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. ところで面白いことには、今迄一回の降雪に就いて、各種の雪の結晶が雑って降って来ると思っていたのが、前からの写真をよく調べて見ると、その中には人工雪の生長途中の各段階に於けるような形の結晶が、沢山あることが分った。
  2. A. どうも上層の色々な高さのところで雪の核が出来るので、高い所で生れた結晶は、すっかり生長した形となって地表に達するが、比較的地表近くで出来始めた結晶は、赤児のままの形で同時に観測にかかるものらしい。
  3. E. それで当面の問題としては、人工雪の生長の過程を詳しく調べる必要がある。
  4. C. それには、低温室の中に撮影機を備えつけて、結晶の生長を顕微鏡活動に撮るのが一番良いことは勿論である。
  5. D. 特に微速度で何秒かに一齣ずつ撮れば、普通に映写した時には、結晶がみるみるうちに生長して行く姿が見える筈である。
  1. 1B―A―E―D―C
  2. 2D―C―A―E―B
  3. 3B―A―E―C―D
  4. 4A―C―D―E―B
  5. 5B―E―A―C―D
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正答: 3 B―A―E―C―D

Bは「ところで面白いことには」と新しい発見を指示語なしで語り始め、これから説明する話題を提示するため冒頭に置けます。Aの「どうも」はBの発見の理由を推測し、結晶が生まれる高さの違いで生長段階が異なるらしいと説明します。Eの「それで」はAの推測を受けて、人工雪の生長過程を詳しく調べる必要があるという課題を導き、Cの「それには」がEの課題を指して低温室で顕微鏡撮影するのがよいと方法を示します。Dの「特に」はCの撮影方法をさらに具体化し、微速度撮影なら生長の様子が見えるはずだと締めくくります。B―A―E―D―Cのように並べると、Dの微速度撮影の詳細がCの基本的な撮影方法より先に来てしまい、話が具体から一般へ逆戻りして不自然です。

問7実在文gengo-ordering-00316文

(『浮世絵の曲線』寺田寅彦 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. E. 浮世絵というものに関する私の知識は今のところはなはだ貧弱なものである。
  2. C. 西洋人の書いた、浮世絵に関する若干の書物のさし絵、それも大部分は安っぽい網目版の複製について、多少の観察をしたのと、展覧会や収集家のうちで少数の本物を少し念入りにながめたくらいのものである。
  3. F. それだけの地盤の上に、それだけの材料でなんらかの考察を築き上げようとするのである。
  4. B. ちょうど子供がおもちゃの積み木で伽藍の雛形をこしらえようとしているのとよく似た仕事である。
  5. D. それが多少でも伽藍らしい格好になるかならないかもおぼつかないくらいである。
  6. A. しかし古来の名匠は天然の岩塊や樹梢からも建築の様式に関する暗示を受け取ったとすれば、子供の積み木細工もだれかに何かの参考になる場合がないとは限らない。
  1. 1B―A―F―C―E―D
  2. 2E―F―C―B―D―A
  3. 3C―F―D―B―E―A
  4. 4E―C―F―B―D―A
  5. 5E―C―F―B―A―D
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正答: 4 E―C―F―B―D―A

Eは「浮世絵というものに関する私の知識は今のところはなはだ貧弱なものである」と自身の立場を示すため冒頭に置けます。Cはその中身を具体的に述べ、西洋人の書物の挿絵や展覧会で見た程度だと補足し、Fの「それだけの地盤の上に」がCの乏しい材料を指し、それでも考察を築こうとすると続けます。Bはその試みを子供の積み木遊びにたとえ、Dの「それが」がBを指して伽藍らしい格好になるかもおぼつかないと述べます。最後にAが「しかし」で、名匠も天然の岩から建築の暗示を得たように、積み木も参考になり得ると締めます。E―C―F―D―A―Bでは、Aの結論がBのたとえより先に来て何への擁護か分からず不自然です。

問8実在文gengo-ordering-00235文

(『稲の一日』中谷宇吉郎 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 米の主成分たる澱粉は、炭酸ガスと水とだけから出来るもので、酸化すれば、再び炭酸ガスと水とに分離してしまう。
  2. E. 従って化学的に炭酸ガスと水とから澱粉を合成することも出来るはずである。
  3. D. しかしこの反応は実際には非常に困難であって、今日の進歩した有機化学の力をもってしても、殆んど不可能である。
  4. C. それを葉緑素は簡単に為し遂げるのであって、炭酸ガスと水とから、殆んど瞬間的に澱粉を作ってしまうのである。
  5. A. しかも葉緑素自身はその反応の前後に変化はないので、丁度触媒と似た作用をつとめているにすぎない。
  1. 1B―E―D―C―A
  2. 2B―D―E―C―A
  3. 3A―E―B―C―D
  4. 4B―E―D―A―C
  5. 5A―E―D―B―C
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正答: 1 B―E―D―C―A

Bは「米の主成分たる澱粉は、炭酸ガスと水とだけから出来る」と指示語なしで基本事実を示すため冒頭に置けます。Eの「従って」はBの事実から論理的に導かれる帰結として、化学的に澱粉を合成できるはずだと述べ、Dの「この反応」がEの合成を指して、実際には有機化学の力をもってしてもほぼ不可能だと逆接で受けます。Cの「それを」はDの困難な反応を指し、葉緑素なら瞬時に澱粉を作ってしまうと対比し、Aの「その反応」がCの反応を指して、葉緑素自身は変化せず触媒のように働くにすぎないと締めくくります。B―E―D―A―Cのように並べると、Aの「その反応」が指すべきCの葉緑素の働きより先に来てしまい、指示内容が定まらず不自然です。

問9実在文gengo-ordering-00166文

(『英国の物理学界と物理学者』中谷宇吉郎 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 英国の日食班の人々の心掛けに感心した私はいつかその印象を『科学』に書いたことがあった。
  2. C. そしたらある天文学者から、我々だって皆十分な注意を払い、また訓練をしている、そして統制を厳重にしている、英国班のことだといって無闇に感心するのは可笑しいという御叱りを受けた。
  3. F. しかし私の感心したことの当否を決定するには実験が必要である。
  4. D. まず日本のある学者にノーベル賞をとってもらい、その人を日食につれ出して、何も見えない眼鏡を覗いて手帖にかき込む真似を毎日して貰う。
  5. A. その時その先生がニヤリともせずにそれを実行してくれたら実験は美事に成功したので、私は心から喜んで御叱りを受けるであろう。
  6. E. しかしこの実験をするには大分時がかかることだろうと思われる。
  1. 1B―C―F―D―A―E
  2. 2C―E―A―B―F―D
  3. 3B―C―F―D―E―A
  4. 4C―E―A―D―B―F
  5. 5B―F―C―D―A―E
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正答: 1 B―C―F―D―A―E

Bは「英国の日食班の人々の心掛けに感心した私は」と自分の体験を語り始めるため冒頭に置けます。Cの「そしたら」はBで書いた記事への反応として、天文学者から叱りを受けた出来事を続けます。Fの「しかし」はCの叱りを逆接で受け止めて実験の必要を述べ、Dがその手順として日本の学者に日食観測の真似をしてもらう場面を描き、Aの「その時」がDを指してうまくいけば実験は成功だと続けます。最後にEの「この実験」がD・Aの実験を指し、実際には時間がかかるだろうと締めます。B―F―C―D―A―Eでは、Fの逆接が受けるCの叱責がまだ出ておらず不自然です。

問10実在文gengo-ordering-00296文

(『科学者とあたま』寺田寅彦 著・青空文庫。文の順序を入れ替えて出題)

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. C. 頭のいい学者はまた、何か思いついた仕事があった場合にでも、その仕事が結果の価値という点から見るとせっかく骨を折っても結局たいした重要なものになりそうもないという見込みをつけて着手しないで終わる場合が多い。
  2. A. しかし頭の悪い学者はそんな見込みが立たないために、人からはきわめてつまらないと思われる事でもなんでもがむしゃらに仕事に取りついてわき目もふらずに進行して行く。
  3. F. そうしているうちに、初めには予期しなかったような重大な結果にぶつかる機会も決して少なくはない。
  4. E. この場合にも頭のいい人は人間の頭の力を買いかぶって天然の無際限な奥行きを忘却するのである。
  5. B. 科学的研究の結果の価値はそれが現われるまではたいていだれにもわからない。
  6. D. また、結果が出た時にはだれも認めなかった価値が十年百年の後に初めて認められることも珍しくはない。
  1. 1C―F―A―E―B―D
  2. 2F―D―E―B―A―C
  3. 3C―A―F―E―B―D
  4. 4B―A―F―D―E―C
  5. 5C―A―F―E―D―B
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正答: 3 C―A―F―E―B―D

Cは「頭のいい学者は…着手しないで終わる場合が多い」と賢い学者の傾向を示すため冒頭に置けます。Aの「しかし」はCと対照的に、頭の悪い学者はがむしゃらに仕事を進めると続き、Fの「そうしているうちに」がAを指し、思いがけず重大な結果にぶつかることも少なくないと展開します。Eの「この場合にも」はFを指し、頭のいい人はかえって人間の頭の力を過信すると述べ、Bが研究成果の価値は現れるまで分からないという原理でEを裏づけます。最後にDが「また」でその価値が後年になって認められることも珍しくないと締めます。C―A―F―E―D―Bでは、Dの結論がBの原理より先に来て根拠のないまま結論が出て不自然です。

問11原創(AI執筆)gengo-ordering-01386文

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 古い道具の多くは使うたびに油を差したり刃を研いだりと、手間をかけて状態を保つことを前提として作られている。
  2. A. 手間をかけることが前提になっているぶん、使い手は道具の状態を細部まで把握しながら長く付き合っていくことになる。
  3. F. これに対して新しい道具は手入れそのものにかかる手間を減らす方向で設計されており、消耗すれば部品ごと交換すれば済む。
  4. E. 部品ごと交換できる仕組みは使い手の負担を軽くしてくれるが、そのぶん道具の状態を細かく観察する機会は少なくなっていく。
  5. D. 手間を惜しまずに付き合う姿勢と、手間を省いて付き合う姿勢のどちらにも、それぞれ相応の合理性がきちんと備わっている。
  6. C. 道具を選ぶという行為は、突き詰めればどちらの手間を引き受けたいかを選んでいることに等しいのかもしれない。
  1. 1B―A―F―E―D―C
  2. 2B―A―F―E―C―D
  3. 3A―C―D―E―F―B
  4. 4E―B―A―D―C―F
  5. 5B―F―A―E―D―C
正答と解説を見る

正答: 1 B―A―F―E―D―C

Bは古い道具が手間をかけて状態を保つ前提で作られているという特徴を提示して話題を導入するため最初に置けます。Aは「手間をかけることが前提になっているぶん」でBを受け止め、使い手が道具の状態を細部まで把握すると補い、Fは「これに対して」で対比し、新しい道具は手入れの手間を減らす設計だと示します。Eは部品ごと交換できる仕組みが負担を軽くする一方で観察の機会が減ると続け、Dはどちらの姿勢にも相応の合理性が備わっているとまとめ、Cは道具選びをどちらの手間を引き受けたいかの選択だと結論づけます。AとFの順を入れ替えたB―F―A―E―D―Cの肢は、Fの「これに対して」が対比するAの説明がまだ来ていないため不自然です。

問12原創(AI執筆)gengo-ordering-00875文

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. D. 在庫は少なければ少ないほど無駄がなく望ましいという考え方と、多めに持っておいたほうが安心だという考え方とは、長らく互いに対立してきた。
  2. C. 在庫を切り詰めようとする立場は、保管にかかる費用や売れ残りの損失を抑えられるという合理性を、その根拠にしている。
  3. A. これに対して在庫を厚めに持とうとする立場は、需要が急に増えたときにも品切れを起こさずに応じられるという安心を、その根拠にしている。
  4. B. この二つの立場は、どちらも将来の需要を正確には見通せないという、同じ不確実性を前提にしながら、正反対の対処を選んでいるにすぎない。
  5. E. 在庫の水準を論じるという行為は、量そのものの多寡を論じることではなく、不確実性にどう向き合うかという姿勢そのものの選択なのである。
  1. 1D―A―C―B―E
  2. 2E―C―A―D―B
  3. 3D―C―A―B―E
  4. 4C―B―A―D―E
  5. 5D―C―A―E―B
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正答: 3 D―C―A―B―E

Dで在庫を切り詰める考え方と厚めに持つ考え方は長らく対立してきたと示し、Cが切り詰めようとする立場は保管費や売れ残り損失を抑えられる合理性を根拠にすると続けます。Aは「これに対して」厚めに持とうとする立場は需要急増にも品切れを起こさない安心を根拠にすると対比し、Bの「この二つの立場は」がC・Aの内容を踏まえてどちらも需要を見通せない不確実性を前提に正反対の対処を選んでいるにすぎないと統合します。Eは在庫水準の議論が量の多寡ではなく不確実性への向き合い方の選択そのものだと結論づけます。CとAを入れ替えたD―A―C―B―Eは、Aの「これに対して」が対比するCの立場をまだ欠いたまま現れ不自然です。

問13原創(AI執筆)gengo-ordering-01826文

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. A. ある技法は、限られた材料をどう扱うかという苦心の中から、間に合わせの工夫として偶然に生み出されたものだった。
  2. B. その工夫を面白がった周囲の作り手たちが、それぞれの持ち場で似たような技法を試してみるようになっていった。
  3. E. 試みが方々で重なるうちに、技法の中でも特に効果の高い型が絞り込まれ、多くの作り手のあいだで共有されるようになっていく。
  4. F. 型が広く共有されると、後に続く作り手は一から工夫をやり直す必要がなくなり、その型を出発点として使えるようになる。
  5. D. 出発点として広く用いられるようになった型は、やがてその時代を特徴づける様式として、のちの世に名づけられていく。
  6. C. 様式とは最初から狙って設計された枠組みなのではなく、無数の試行の積み重ねが事後的にまとめられた結果にすぎない。
  1. 1F―A―B―C―D―E
  2. 2C―E―B―A―D―F
  3. 3A―B―E―F―D―C
  4. 4A―B―E―F―C―D
  5. 5A―E―B―F―D―C
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正答: 3 A―B―E―F―D―C

Aは「ある技法は」で経緯を語り起こす一文であり、前提なしに書けるため冒頭に置くのが自然です。Bの「その工夫を面白がった周囲の作り手たちが」がAを引き継いで広がりを示し、Eが「試みが方々で重なるうちに」で型の絞り込みを述べます。Fは「型が広く共有されると」を受けて次世代への継承を示し、Dが「出発点として広く用いられるようになった型は」で様式化を述べ、Cが「様式とは最初から狙って設計された枠組みなのではなく」で一般化した結論に着地します。誤答肢のようにEとBの順序を入れ替えると、工夫が広がる前に型の絞り込みが語られてしまい、時間の流れが逆転します。

問14原創(AI執筆)gengo-ordering-00845文

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. D. 長年にわたって地域に根づいてきた小さな工場や商店が、経営者の高齢化とともに、静かに姿を消していく例が各地で増えている。
  2. E. 技術や商売のこつというものは、書類として残せる部分よりも、長年の経験のなかで体に染みついた部分のほうが、はるかに多くを占めている。
  3. B. この暗黙の部分は、後を継ぐ者が現場でともに働きながら少しずつ吸収していくほかなく、一朝一夕に伝えられるようなものではない。
  4. C. 継ぐ相手が見つからないまま経営者が引退してしまえば、蓄積されてきた技術は誰にも受け渡されないまま、その場で途絶えてしまう。
  5. A. 事業の存続を後継者探しという一点だけに委ねてしまう仕組みは、技術の断絶という取り返しのつかない損失を、社会全体で見過ごし続けているのかもしれない。
  1. 1D―B―E―C―A
  2. 2A―D―E―B―C
  3. 3D―E―B―A―C
  4. 4E―C―D―A―B
  5. 5D―E―B―C―A
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正答: 5 D―E―B―C―A

Dで地域に根づいてきた小さな工場や商店が経営者の高齢化とともに姿を消す例が各地で増えていると示し、Eが技術や商売のこつは書類に残せる部分より体に染みついた部分の方が多いと理由を続けます。Bの「この暗黙の部分は」がEの内容を踏まえて後を継ぐ者が現場でともに働きながら少しずつ吸収するほかないと展開し、Cが継ぐ相手が見つからないまま経営者が引退すれば技術がその場で途絶えると帰結します。Aは事業の存続を後継者探しという一点だけに委ねる仕組みが技術断絶という損失を見過ごし続けていると結論づけます。EとBを入れ替えたD―B―E―C―Aは、Bの「この暗黙の部分」が指すEの説明をまだ欠いたまま現れ不自然です。

問15原創(AI執筆)gengo-ordering-01076文

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. D. 生徒が間違えた瞬間にすかさず正しい答えを教えてしまう指導は、一見して親切で効率のよいやり方に見える。
  2. A. しかしすぐに正解を与えられ続けると、生徒は自分の間違いのどこに原因があったのかを、自分の頭で探ろうとしなくなっていく。
  3. B. あえて答えをすぐには示さず、生徒自身が試行錯誤する時間を確保する指導のほうが、遠回りに見えて確かな理解につながることが多い。
  4. E. この試行錯誤の時間のなかでこそ、生徒は自分の思考の癖や誤りのパターンに、自分の力で気づいていく。
  5. C. もっとも、間を置きすぎれば、生徒はただ立ち往生するだけで、学びが一歩も前に進まなくなってしまう危険もある。
  6. F. 優れた指導とは、沈黙の長さそのものを、生徒の状態に合わせて絶えず調整し続ける技術なのだと言えるだろう。
  1. 1D―B―A―E―C―F
  2. 2B―F―A―D―E―C
  3. 3F―C―E―D―A―B
  4. 4D―A―B―E―C―F
  5. 5D―A―B―E―F―C
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正答: 4 D―A―B―E―C―F

Dはすぐに正解を教える指導が親切に見えるという一般的な評価を提示して話題を導入するため最初に置けます。Aは「しかし」で逆接し、正解を与えられ続けると生徒が自分で考えなくなる弊害を示します。Bは対照的に試行錯誤の時間を確保する指導の利点を述べ、Eは「この試行錯誤の時間」という指示語でBを受け止め、生徒が自ら気づいていく過程を説明します。Cは「もっとも」で間を置きすぎる危険を補い、Fは沈黙の長さを調整し続ける技術として結論をまとめます。Bを冒頭に置く肢は、対照の起点となるDの一般論を欠くため不自然です。

問16原創(AI執筆)gengo-ordering-01117文

次のA〜Gの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. G. 季節が移り変わっていく境目の朝には、ふとそれまでとは違う匂いが鼻先をかすめることがある。
  2. C. この匂いの変化は、気温や湿度が変わることで、土や植物から立ちのぼる成分の量が変化するために起きている。
  3. E. 土の匂いは雨上がりに強く感じられ、乾いた季節にはほとんど気づかれないまま消えていく。
  4. B. ところが人はこの匂いの違いを言葉で正確に説明することが難しく、多くの場合は漠然とした気配としてしか捉えられない。
  5. A. 説明のつかないこの気配は、それでも記憶のなかに強く残り、何年か後に同じ匂いを嗅いだ瞬間、当時の情景ごとよみがえってくる。
  6. F. 匂いによる記憶の呼び覚まし方は、言葉による記録よりもずっと唐突で、コントロールの利かない形で訪れる。
  7. D. 季節の変わり目を敏感に感じ取る力は、目や耳だけでなく、名づけにくい匂いの記憶によっても支えられているのかもしれない。
  1. 1G―C―E―B―A―F―D
  2. 2F―E―G―D―B―C―A
  3. 3A―G―C―F―D―B―E
  4. 4G―E―C―B―A―F―D
  5. 5G―C―E―B―A―D―F
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正答: 1 G―C―E―B―A―F―D

Gは季節の境目に匂いの変化を感じる体験を提示して話題を導入するため最初に置けます。Cは「この匂いの変化」という指示語でGを受け止め、成分量の変化という原因を説明し、Eはその具体例として土の匂いが雨上がりに強く感じられる様子を述べます。Bは「ところが」で逆接し、匂いの違いは言葉で説明しにくいと転じ、Aは「説明のつかないこの気配」を引き継いで記憶に強く残ると続けます。Fはその呼び覚まし方が唐突であると補い、Dは季節を感じ取る力が匂いの記憶にも支えられると結論づけます。CとEの順を入れ替えたG―E―C―B―A―F―Dの肢は、Eの具体例の前提となるCの原因説明がまだ無く不自然です。

問17原創(AI執筆)gengo-ordering-01586文

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. C. 都市部の商店は立地の良さを最大の武器に、通りがかりの客をその場で呼び込む接客を磨いてきた。
  2. B. 一方、郊外の商店は立地に恵まれない分、常連客との会話を重ねて次の来店につなげる接客を磨いてきた。
  3. E. 都市部の接客は瞬時の判断力を強く要し、郊外の接客は関係を積み重ねる持続力を要するという違いが表れている。
  4. A. これに対して両者に共通するのは、客との接点をどう設計するかに経営資源を集中させている点である。
  5. D. 立地条件がまったく正反対であっても、接点の設計に力を注ぐという姿勢そのものは同じ土台の上に成り立っている。
  6. F. 商売の型を語るときには、立地の有無で優劣を決めるのではなく、接点の設計力という共通の物差しで見る方が実態に近い。
  1. 1C―B―E―A―D―F
  2. 2F―B―C―A―E―D
  3. 3C―E―B―A―D―F
  4. 4C―B―E―A―F―D
  5. 5D―A―E―C―B―F
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正答: 1 C―B―E―A―D―F

Cは「都市部の商店は」で対比の一方を提示する一文であり、前提なしに書けるため冒頭に置くのが自然です。Bの「一方、郊外の商店は」がCと対をなすもう一方を示し、Eが「都市部の接客は瞬時の判断力を」で両者の違いを整理します。Aは「これに対して両者に共通するのは」を引き継いで共通点へ視点を転じ、Dが「立地条件がまったく正反対であっても」で補強し、Fが「商売の型を語るときには」で一般化した結論に着地します。誤答肢にはEをBより前に置くものもありますが、Eの「都市部の接客は」はCとB両方を比較する文なので、両者が出そろった後でなければ成立しません。

問18原創(AI執筆)gengo-ordering-00575文

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. B. 老朽化した建物を思い切って取り壊すべきか、それとも保存すべきかという判断は、都市開発の現場で繰り返し争点となってきた。
  2. A. ある地方都市では、経済的な合理性を何よりも優先し、古くから残る商店街の建物をまとめて一斉に解体するという選択をした。
  3. C. その結果として、街並みそのものはすっかり一新されたものの、訪れる人々はもはやその土地らしさをほとんど感じ取れなくなってしまったという。
  4. D. この事例が示しているのは、建物のひとつひとつというよりも、それらが積み重なって作り出す街並み全体にこそ価値が宿るという点である。
  5. E. 保存するかどうかの判断は、個々の建物がどれほど古いかではなく、その建物が街の記憶をどこまで担っているかによって下されるべきだろう。
  1. 1A―D―C―B―E
  2. 2B―A―C―D―E
  3. 3B―C―A―D―E
  4. 4E―D―A―B―C
  5. 5B―A―C―E―D
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正答: 2 B―A―C―D―E

Bで建物の取り壊しか保存かの判断が都市開発の争点として示され、Aが「ある地方都市では」と具体例を挙げ解体を選んだ経緯を続けます。Cは「その結果」とAの内容を踏まえ、街並みが一新されても土地らしさが失われたと結果を述べ、Dが「この事例が示している」とCの結果から街並み全体にこそ価値が宿ると結論します。Eは「保存するかどうかの判断は」とDの結論を受け継ぎ、建物の古さでなく街の記憶をどこまで担うかで判断すべきだと締めくくります。AとCを入れ替えたB―C―A―D―Eは、Cの「その結果」が指す具体的な出来事を欠き不自然です。

問19原創(AI執筆)gengo-ordering-01225文

次のA〜Eの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. D. 事故や病によって手足の一部を失った人が、義手や義足を使いこなせるようになるまでには、道具に体を合わせる以上の変化が起きている。
  2. C. 使い込むうちに脳は、金属や樹脂でできたその部品をあたかも自分の体の一部であるかのように扱い始める。
  3. B. 自分の体の一部として扱われ始めたこの感覚は、単なる比喩ではなく、実際に脳の中で体の地図を描く領域の働き方が変化することによって支えられている。
  4. E. この変化のために、熟練した使い手は道具の先端に触れた感触を、あたかも自分の指先で感じているかのように受け取ることさえある。
  5. A. 道具と身体との境界は生まれつき固定されたものではなく、使い方次第で伸び縮みする、思いのほか柔らかな線なのだろう。
  1. 1D―B―C―E―A
  2. 2A―B―D―C―E
  3. 3C―D―A―E―B
  4. 4D―C―B―A―E
  5. 5D―C―B―E―A
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正答: 5 D―C―B―E―A

Dは義手や義足を使いこなすまでに体を合わせる以上の変化が起きるという主張を提示して話題を導入するため最初に置けます。Cはその変化の内実として脳が部品を体の一部のように扱い始めると具体化し、Bは「自分の体の一部として扱われ始めたこの感覚」という指示語でCを受け止め、脳の働き方が変化すると説明します。Eはその変化のために先端の感触を指先のように感じることさえあると補い、Aは道具と身体の境界が使い方次第で伸び縮みする線だと結論づけます。Cを冒頭に置く肢は、変化の主体を導入するDの説明を欠くため不自然です。

問20原創(AI執筆)gengo-ordering-01566文

次のA〜Fの文を並べ替えて意味の通る文章にするとき、その順序として最も妥当なものはどれか。

  1. F. 意思決定を速くすれば組織の業績は上がるのかという問いを、ある企業の経営企画室が過去の意思決定記録から検証した。
  2. D. 検証してみると、決定の速さそのものよりも決定に至るまでに関わった部署の数の方が実行後の成果と結びついていた。
  3. C. 関わる部署が少ない決定は速く進む一方で、実行段階になって他部署の協力が得られず滞る例が目立っていた。
  4. B. 滞りが目立つという事実は、決定の速さを追い求めるあまり実行の速さを犠牲にしている構図を映し出していた。
  5. A. 構図が見えてきたことで、経営企画室は決定前の部署間調整に時間をかける方針へと転換した。
  6. E. 組織の速さを測るための指標は、決定にかかる時間だけでなく実行までの一続きの時間で見直す必要がある。
  1. 1A―F―C―B―E―D
  2. 2E―B―A―C―F―D
  3. 3F―D―C―B―A―E
  4. 4F―D―C―B―E―A
  5. 5F―C―D―B―A―E
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正答: 3 F―D―C―B―A―E

Fは「ある企業の経営企画室が」検証に着手する経緯を示す一文であり、問いを立てて始まるため冒頭に置くのが自然です。Dの「検証してみると」がFの調査結果として続き、Cが「関わる部署が少ない決定は」で具体的な傾向を掘り下げます。Bは「滞りが目立つという事実は」を引き継いで構図を指摘し、Aが「構図が見えてきたことで」で対応策への転換を述べ、Eが「組織の速さを測るための指標は」で一般化した結論に着地します。誤答肢のようにBとAの順序を入れ替えると、方針転換の理由となる構図の指摘より先に転換自体が語られてしまい因果が崩れます。

次の手順

OK なら司令官が ticket を作成(有効30分)→ 敏が qb-r10 を promote。指摘があれば該当段落を除外して再ビルドします。