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工房「「別の人」を × に変える、対応関係の一対一表」1.1.0

2026-09-11 / 執筆・作図・検算: GPT-6 Astra(工房・フルカラー)/ 査読: 機械ゲート → Opus「解いてから読む」+Gemini 防御レビュー(図つき)/ 決裁: 敏
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結論(TLDR)

判断推理「対応関係(一対一の対応表)」v1.1.0(9/11 水準化=差戻しメモ 23 項目を反映して書き直し)。レジュメの型(表は数値に注目できる形→条件の言い回しに慣れる→埋め尽くしたら数値に注目)を主解法に固定・公式の箱(言い回しの読み替え)・条件ごとの図 15 枚と使う順の帯・両問に別解。Opus 別モデル査読=内容誤り 0・軽微 4 点のうち 3 点反映・水準表 18→29/36。

敏に見てほしい点

  1. 9/11 全面書き直し=図 15 枚・公式の箱(言い回し→×の読み替え)
  2. 箱の読み方の説明を「役名の列 × 人名の行」に直した(査読指摘)
  3. 一対一表の「計欄」(TA-01)は足場未実装=実装して全テーマを引き上げるか、現行の代替のままとするかの決裁

本文(教材タブに載る形・フルカラー)

問題を横に置いて読む(会員サイト ST にも実装済み)

PC は右に問題文が固定され「練習問題」で自動切替。スマホは右下「問題を見る」。問題文の囲みは背景無地+青の太枠、ポイント枠は背景色あり(敏 9/8 指示)。

「別の人」を × に変える、対応関係の一対一表

導入

登場人物の暮らしぶりを読んでいるうちに、何を考える問題だったか見失ってしまう。対応関係では、そんな遠回りをしやすいものです。今回探すのは、誰と誰が親しいかではなく「誰がどの役に当たるか」。警察・消防などの教養試験に向けて、五人の情報を小さな表で整理する練習をします。

使うのは ○ と × だけです。一つに絞れたらそこに ○ を付け、同じ行・列のほかのマスを × にして候補を消しましょう。

お題

まず条件を眺めてください。職業の知識は不要です。「一緒に何かをした」という文を、表にどう移すかが入口になります。

A~Eの5人は同じ大学の出身で、現在は政治家、医師、弁護士、税理士、教師のいずれか異なる職業に就いている。この5人に関して、次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。
アCとEは同じ団地に住んでおり、近くに教師の家がある。
イAとCは高校時代、政治家、弁護士とともに野球部に所属していた。
ウ政治家はDとEとともにゴルフによく行く。
エ昨日、DとEは医師の家に遊びに行った。
オCの娘は医師の息子と婚約している。

1. Aは教師である。
2. Bは医師である。
3. Cは税理士である。
4. Dは弁護士である。
5. Eは税理士である。

出典:警視庁・平成25年度・問39

考え方

ポイント 別人を表す言い回しを × に直し、計の欄に置いた個数から「残り一つ」を見つけるのが、この型の決め手です。

今回は一人一職で同業者もいません。表では一行に ○ が一個、縦の一列にも ○ が一個です。そこで縦を人、横を職業にします。○ は「その職業だ」、× は「その職業ではない」、空欄は「まだ決められない」です。空欄に好きな答えを入れないでくださいね。

STEP1 別人の組合せを探し、× を付ける

まず紙に表を作るときは、右側と下側に「計」を添え、人ごと・職業ごとに必要な ○ の数を記入します。今回はどちらも 1 で、この数字を見ながら読むと、× が四つ付いた行や列に「あと一つ必要だ」と気づけます。判断推理では個数が突破口になるので、数値の指定は先に使いましょう。

表を用意し、別人の関係を読み替え、必要な個数から確定させる三つの POINT です。
表を用意し、別人の関係を読み替え、必要な個数から確定させる三つの POINT です。

箱の X・Y・Z・W は、一つの文に並べて挙げられた別々の相手です。このうち役の名前で呼ばれているほうが表の列に当たり、人の名前のほうの行と交わる欄を × にします。「同じ文に登場したら必ず別人」という決まりではありません。「X は医師で、Y と出かけた」なら、医師は X 本人です。相手として挙げられたのか、本人の説明なのかを分けるのです。

「二人で出かけた」と言われたら、出かけた相手は本人とは別です。名前と職業名が同じ文に出てきても、すぐ結び付けず、誰と誰を区別しているかを読んでください。

人を縦、職業を横に並べます。各行と各列に置ける ○ は一つずつです。
人を縦、職業を横に並べます。各行と各列に置ける ○ は一つずつです。

この教材の表では、上にある「縦・横に○は各1つ」が、手元で書く計の欄と同じ約束を示します。

人数や兼任の指定が変われば、○ の個数も変わります。毎回、問題の冒頭を確認します。

STEP2 残り一つを探し、○ の周囲を整理する

ある職業の候補が一人になったら、その交点を ○ にします。その人には別の職業を割り当てられず、その職業を別の人にも配れません。○ と同じ行・列のほかのマスには × を入れます。

記号だけの操作例:X と P の対応が決まった場合。同じ行・列を × にし、残りの対応は空欄です。
記号だけの操作例:X と P の対応が決まった場合。同じ行・列を × にし、残りの対応は空欄です。

これは表の使い方を示す記号の例です。X と P が対応すると決まれば、X の行と P の列を整理できます。Y・Z と Q・R の組合せはまだ決めません。次にも候補一つの場所がないか、縦横を往復します。

覚える合言葉は「数を控える、別人を消す、残りを数える」。文の読み取りが終わったら、今度は個数を手掛かりに表を読み直します。

解説

STEP1 条件を順に読み、× を付ける

ここから、表の変化を追いましょう。各図には、そこまでに読んだ条件と、それらから決まる印を残しています。前の図で付いた × を忘れずに持ち越してください。

アから、C と E の教師欄を候補から消せます。

教師は、二人の住まいの近くに家がある別の人物として登場しています。「近所だから同じ職業」と読む場面ではありません。

条件アまで:C・E の教師欄を × にします。空欄はまだ選べる候補です。
条件アまで:C・E の教師欄を × にします。空欄はまだ選べる候補です。

イを加えると、A と C は政治家にも弁護士にも当たりません。

野球部で一緒だった相手を、自分自身にしないわけです。この文から消せるのは四マス。A の二マスだけ消して先へ行くと、後で C が絞れなくなります。

条件イまで:A・C の政治家欄と弁護士欄に × が増えます。
条件イまで:A・C の政治家欄と弁護士欄に × が増えます。

STEP2 列の残り一人を確かめ、○ を付ける

ウでは D と E も政治家から外れます。ここで政治家の列を上から見てください。イの情報が効いてきました!

ウまで使えば、政治家の役は B だけに絞れます。

条件ウまで:政治家は B に確定。B のほかの職業はすべて × です。
条件ウまで:政治家は B に確定。B のほかの職業はすべて × です。

B に ○ を付けたら、B のほかの四マスにも ×。まだ職業が決まっていない人がいても、これは今すぐ進められます。

エで D と E を医師から除くと、その候補は A か C です。

訪ねた側の二人と家の主は別人です。ただし、医師の欄はこの時点で二候補。先に読んだ名前をなんとなく選ぶのは禁物です。

条件エまで:D・E は医師から外れます。医師の候補は A・C です。
条件エまで:D・E は医師から外れます。医師の候補は A・C です。

オで C を医師から外すと、C に残せる職業は税理士だけです。

娘と息子の親として区別されている C と医師を、同じ人にはしません。C の行は、教師・政治家・弁護士がすでに × でした。医師も外れ、最後の一マスに ○ が付きます。

最後の図の①はア・イの消去、②はウによる政治家の確定、③はエ・オによる残りの確定です。「残り」は五人全員の割当の通り数を表し、一マスの人数ではありません。数字を自力で数える必要はなく、どの条件で絞れたかを振り返りましょう。

条件オまで:C が税理士に決まり、ほかの対応も連続して確定します。
条件オまで:C が税理士に決まり、ほかの対応も連続して確定します。

残る対応も、A は医師、D は教師、E は弁護士に決まります。

医師の候補が A だけになり、教師が D、弁護士が E と続きます。完成図を覚える必要はありません。「いま消えたマスのおかげで、どこが一つ残ったか」を説明できれば十分です。

選択肢を一行ずつ確かめる

今回は全員の役が決まりました。その対応で成り立つ文は「確実にいえる」、条件に反する文は「不適切」です。候補が複数残り、その文が当たる割当と外れる割当の両方を作れるときが「真偽不明」で、単に表に空欄があるだけでは決めません。

  • 1. A に決まった職業は医師なので、教師という記述とは両立しません:不適切
  • 2. B は政治家に確定しており、医師を兼ねることはできません:不適切
  • 3. C の候補を順に除くと、税理士が一つだけ残ります:確実にいえる
  • 4. D は教師に定まるため、弁護士という記述に反します:不適切
  • 5. E の役は弁護士であり、税理士の役は C が占めています:不適切

正解は 3 です。

本番では、C が確定したら選択肢を確認できます。全マスを埋めるのは練習用です。捨て時は、条件を使い切っても候補が減らず、仮置きの枝が増え始めたとき。例えば、ある人の役が二択から決まらず、一方を仮に選ぶたびに別の二択が残る状態です。次へ進み、時間が残れば戻りましょう。

別解:数値の合計から詰める

全条件の × を写した後、B が政治家、C が税理士と決まれば、必要な ○ 五個のうち二個を使いました。残る A・D・E の三人で、医師・弁護士・教師を一つずつ受け持ちます。医師の列には ○ があと一個必要で、D・E を外すと A に置くしかありません。今度は二人で二職、E は教師ではないので弁護士、D が教師となり、主解法と同じ完成表に戻れます。

前の図と同じ完成表です。別解では、必要な ○ の合計から残った役を確かめます。
前の図と同じ完成表です。別解では、必要な ○ の合計から残った役を確かめます。

○ の総数だけで配置が決まるわけではありません。必ず条件で付けた × と組み合わせます。行で数えて五個、列で数えても五個ですが、これは同じ ○ を別方向から数えたもの。足して十個にはしません。

練習問題

今度はスポーツです。人物関係の言い回しが少し変わっても、使うのは同じ二段階。下の解説を読む前に、どの列から ○ を付けられるか試してみてください。

A〜Eの5人は、テニス、サッカー、卓球、野球、ゴルフのいずれか異なるスポーツ選手である。この5人に関して、次のア〜オのことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。
アCとEは、ゴルフ選手の家の近くに住んでいる。
イAとCは、テニス、卓球選手と同じ高校の出身である。
ウDとEは、サッカー選手の家に遊びに行った。
エCの妹は、サッカー選手の弟と同級生である。
オDとEは、テニス選手と同じマンションに住んでいる。

1. Aはサッカー選手である。
2. Bはゴルフ選手である。
3. Cは野球選手でない。
4. Dはテニス選手である。
5. Eは卓球選手でない。

出典:特別区・平成29年度・問11

STEP1 相手と本人を分け、× から C の行を決める

アを読んだら、C と E のゴルフ欄に × を付けます。

近くに住む二人と、家の主であるゴルフ選手は別人だからです。

条件アまで:C・E のゴルフ欄を除きます。
条件アまで:C・E のゴルフ欄を除きます。

イにより、A と C のテニス欄と卓球欄は、いずれも × です。

同じ高校の出身者として挙げられた四人を、別々の人物と読むからです。

条件イまで:A・C のテニス欄と卓球欄を除きます。
条件イまで:A・C のテニス欄と卓球欄を除きます。

ウで、D と E のサッカー欄も候補から外れます。

遊びに行った二人を、迎える側のサッカー選手と同じ人にはしません。

条件ウまで:D・E のサッカー欄を除きます。
条件ウまで:D・E のサッカー欄を除きます。

エを加えると C のサッカー欄が消え、C は野球に決まります。

ここは C の行を見ます。先ほど消したゴルフ・テニス・卓球にサッカーが加わり、野球だけが残りました。C に ○、ほかの人の野球欄に × です。

条件エまで:C は野球に確定。ほかの人の野球欄にも × を付けます。
条件エまで:C は野球に確定。ほかの人の野球欄にも × を付けます。

STEP2 テニスの列を確かめ、確定を重ねる

オで D と E をテニスから外します。A と C はイですでに外れているので、テニスの列を決められます。

オまで重ねれば、B はテニス、A はサッカーと確定します。

サッカーはエまでに C・D・E が消えています。B がテニスに決まれば A しか残りません。

図の①はア・イ、②はウ、③はエ、④はオです。お題では列から先に確定しましたが、今回は C の行を先に決めるのが切替点です。

条件オまで:テニスは B、サッカーは A と進み、全員の種目が決まります。
条件オまで:テニスは B、サッカーは A と進み、全員の種目が決まります。

残りは D がゴルフ、E が卓球です。

E はアでゴルフを外れているので卓球、残った D がゴルフです。

選択肢を一行ずつ確かめる

判定語はお題と同じです。

  • 1. サッカーの候補は、B をテニスに決めた後、A 一人になります:確実にいえる
  • 2. B の種目はテニスなので、ゴルフという記述は条件に反します:不適切
  • 3. C は野球に確定するため、「野球選手でない」は逆です:不適切
  • 4. D はゴルフで、テニスの役は B が占めています:不適切
  • 5. E は卓球に決まるので、それを否定した記述は成り立ちません:不適切

正解は 1 です。

別解:数値の合計から詰める

C の野球と B のテニスで、○ 五個のうち二個を置きました。残り三個を A・D・E に一つずつ配り、サッカーは D・E に置けないため A、続いて E はゴルフに置けないため卓球、D はゴルフです。

前の図と同じ完成表です。各人と各種目に ○ が一個ずつあることを数え直します。
前の図と同じ完成表です。各人と各種目に ○ が一個ずつあることを数え直します。

選択肢 3・5 の「でない」も見落とさないでください。表に ○ があれば、否定形の肢は逆の内容になります。

次へ

復習は、白い表に二問の印を付け直すだけでできます。○ の理由を、行か列の「残り一つ」で話せるか確かめましょう。次に人数の指定がある対応問題へ進むときも、まず、その表で ○ がいくつ必要なのかを読む習慣を持っていってください。

お題の問題文

A~Eの5人は同じ大学の出身で、現在は政治家、医師、弁護士、税理士、教師のいずれか異なる職業に就いている。この5人に関して、次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。
アCとEは同じ団地に住んでおり、近くに教師の家がある。
イAとCは高校時代、政治家、弁護士とともに野球部に所属していた。
ウ政治家はDとEとともにゴルフによく行く。
エ昨日、DとEは医師の家に遊びに行った。
オCの娘は医師の息子と婚約している。

1. Aは教師である。
2. Bは医師である。
3. Cは税理士である。
4. Dは弁護士である。
5. Eは税理士である。

工房の検査結果(機械)

検査結果
スキーマ・来歴(入力 sha256・answer_base=1)PASS
正答の唯一性・選択肢の判定・途中断定の照合(独立全列挙)PASS
図 15 枚: 意味オラクル15/15 PASS
描画オラクル(SVG 読み戻し・PNG 領域色)PASS / PNG PASS
逐語一致(レジュメ・note・12 字窓・引用免除)0 件(literal 0 件)
メソッドカード(本文と method.json の一致)PASS
本文の長さ本文 4,811 字/お題の解説 1,713 字/練習の解説 1,139 字
importer(教材タブのサニタイザ)互換PASS(実投入は未)
同一入力からの再ビルド byte 一致(2 回・29 ファイル)PASS
機械ゲート全体(checks 25 項目)全 PASS
verify_report の総合判定status: review-ready / strict_pass: True

正本: educaredev/webtext_kobo/themes/handan-taiou-hyou-one-to-one/。仕様: docs/webtext/KOBO_REWRITE_SPEC_20260908.md。台帳: webtext_kobo/line/ledger.json