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2026-09-09 / 執筆・作図・検算: GPT-6 Astra(工房・フルカラー)/ 査読: 機械ゲート → Opus「解いてから読む」+Gemini 防御レビュー(図つき)/ 決裁: 敏
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命題(ベン図・特称型)1 本目。敏承認済み(内容・トーン)。9/9 作図器改修で凡例を使用状態から出し分ける形に更新(図の意味は不変)。
PC は右に問題文が固定され「練習問題」で自動切替。スマホは右下「問題を見る」。問題文の囲みは背景無地+青の太枠、ポイント枠は背景色あり(敏 9/8 指示)。
条件を読んで円を描いたのに、どの答えも正しそうに見える。そんなときは、円の形より「誰がいると分かったか」に注目してください。警察・消防などの教養試験に向けて、判断推理の基本を固めたい方のための一講です。今回は東京都と特別区の過去問を使い、同じ人に条件を重ねて答えを絞る練習をします。
過去の出題記録で繰り返し見られる命題の分野ですが、この型だけが毎年出るという意味ではありません。初めから難問まで広げず、今日は二問で手順をつかみましょう。試験区分の難しさと、ここで練習する解法の難しさは分けて考えて大丈夫です。
まずは一度、解説を隠して読んでみてください。「全員のルール」と「いるという情報」を分けられれば、よい出発です。
ある高校の生徒すべてに、好きな麺類を尋ねたところ、次のことが分かった。
アそばが好きな生徒は、スパゲッティが好きではない。
イうどんが好きな生徒は、ラーメンが好きである。
ウスパゲッティが好きな生徒の中には、うどんが好きな生徒もいる。
エうどんが好きな生徒の中には、そばが好きな生徒もいる。
以上から判断して、確実にいえるのはどれか。
1.スパゲッティが好きな生徒の中には、ラーメンが好きな生徒もいる。
2.ラーメンが好きな生徒は、他の三つの麺のいずれも好きである。
3.ラーメンだけが好きな生徒もいる。
4.うどんが好きな生徒は、スパゲッティが好きである。
5.うどんが好きな生徒は、そばが好きである。
出典:東京都・令和3年度・問12
ポイント 「中には」という言葉で見つけた人を、別の条件に当てはめて追うことです。
予備知識は二つだけ。「すべて型」は、当てはまる人に例外を認めないルール。「ある型」は、当てはまる人が最低一人いるという知らせです。「ある」は一人だけという限定でも、残りの人は違うという限定でもありません。
ある型を見つけたら、全員向けの条件を矢印だけでつなぐ方法では足りません。ベン図へ切り替えます。ここで使うのは円と印だけ。難しい記号の暗記は要りません。
同じ特徴を持つ人の集まりを、円で表します。図では、誰も入れない場所を灰色にしています。たとえば全員が別の集まりにも入るなら、そこからはみ出す場所を灰色にすればよいのです。

一方、人がいると分かった場所には ○ を置きます。この ○ は人数の合計ではなく、「少なくとも一人」の目印。無印の場所には、人がいるかもしれませんし、いないかもしれません。ここ、混同しやすいので丁寧に分けましょう!

○ の人が入っている円を確認します。その円の全員に当てはまる条件があれば、同じ人にも使えます。円全部の位置を一度に決めようとせず、まず一人の行き先を追ってください。
二つの条件で「いる」と言われたら、最初は別々の印にしておきます。同じ人物とは限りません。また、円の重なりを描いただけでは、そこに人がいる証拠にはなりません。答えを支えるのは、形の印象より条件から置いた ○ です。
ここから実演です。図の名前は「その麺が好きな人」の省略にします。手元で描くときも、長い文章を丸ごと書く必要はありません。
アでは、そば派とスパゲッティ派が同じ人になることはありません。

イでは、うどん派は一人残らずラーメン派に入ります。

イの図に ○ がないことを見てください。全員に当てはまるルールを一つ描いた段階では、その集まりに人がいるとは決めていません。ルールと実在の区別が、ここで効いてきます。
ウでは、スパゲッティとうどんをどちらも好む生徒が最低一人います。

エでは、うどんとそばをどちらも好む生徒が最低一人います。

ウの印とエの印は、まだまとめません。「うどん」という共通の言葉があっても、同じ生徒だと決める根拠にはならないからです。
ウで見つけた生徒には、イを使うとラーメン好きという特徴も加わります。
これで正答につながりました。ウから出発してイへ進むだけです。スパゲッティを好む人全員について調べなくても、その中の一人がラーメンも好きだと示せれば足ります。
エの生徒はそば派なので、アを使うとスパゲッティ派から外れます。
この二つの印を三つの円に移したのが合成図です。そばの円は省き、その条件から分かる情報を印の位置に反映しています。灰色は空、○ は実在、無印は保留。円の面積で好きな人数を比べないでくださいね。

「確実にいえる」は必ず正しい、「不適切」は条件に反する、「真偽不明」はどちらの場合も残る、という区別で読みます。単に答えでないというだけで、全部を「不適切」にしないのが大切です。
正解は 1 です。
特に 4 と 5 は「全員とは限らないから保留」で止めないでください。今回は、反対の例になる生徒まで条件の中で見つかっています。未知なのか、反例がいるのか。ここまで区別できれば、一段深く読めています。
本番の捨て時は、印を付けても、その人に使える次の条件が見つからず立ち止まったときです。いったん次の設問へ進み、残り時間で戻ります。解ける問題では答えを絞ったら次へ。この教材では練習のため全肢を確認しますが、本番で同じ説明を全部書く必要はありません。
今度は自分でどうぞ。麺を動物に置き換えても、使う二段階は同じです。二つの「いる」を取り違えず、どちらの人を追うと早いか考えてください。
ある幼稚園の園児に犬、魚、鳥、猫のそれぞれについて、「好き」または「好きではない」のいずれであるかを尋ねた。今、次のア〜エのことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。
ア猫が好きな園児は、魚が好きではない。
イ犬が好きではない園児は、鳥が好きではない。
ウ犬が好きではない園児の中には、猫も好きではない園児がいる。
エ猫が好きな園児の中には、鳥も好きな園児がいる。
1.猫だけが好きな園児がいる。
2.鳥も猫もどちらも好きな園児は、犬が好きではない。
3.犬も猫もどちらも好きな園児は、鳥が好きではない。
4.魚も鳥もどちらも好きではない園児は、犬が好きである。
5.鳥が好きな園児の中には、魚が好きではない園児がいる。
出典:特別区・令和7年度・問12
アは、猫派と魚派を兼ねる園児がいないという指定です。

イを満たすには、鳥派は全員、犬派でなければなりません。
鳥派なのに犬を好まないと、イにぶつかります。否定が続いて読みにくければ、このように一人を仮に置いて確かめてみましょう。

ウは、犬派でも猫派でもない園児の存在を教えています。

エで、猫派かつ鳥派の園児を一人確保できます。

エの園児にアを当てると、鳥派の中に魚を好まない園児がいると分かります。

さらにイを重ねれば、その猫・鳥派の園児は犬も好きだと分かります。
正解は 5 です。
4 は「犬を好まない人がいた」だけで即断しないこと。その人が魚も好まないかは、ウには書かれていません。都合のよい特徴を付け足していないか、最後に一度点検しましょう。
復習では解説を閉じて、二問の「最初に追う人」と「次に重ねる条件」を口で説明してみてください。それが言えたら、別の問題でも入口を見つけられます。次は 対応関係の基本 で、人と特徴を表に整理する方法を練習しましょう。
お題の問題文
ある高校の生徒すべてに、好きな麺類を尋ねたところ、次のことが分かった。
アそばが好きな生徒は、スパゲッティが好きではない。
イうどんが好きな生徒は、ラーメンが好きである。
ウスパゲッティが好きな生徒の中には、うどんが好きな生徒もいる。
エうどんが好きな生徒の中には、そばが好きな生徒もいる。
以上から判断して、確実にいえるのはどれか。
1.スパゲッティが好きな生徒の中には、ラーメンが好きな生徒もいる。
2.ラーメンが好きな生徒は、他の三つの麺のいずれも好きである。
3.ラーメンだけが好きな生徒もいる。
4.うどんが好きな生徒は、スパゲッティが好きである。
5.うどんが好きな生徒は、そばが好きである。
| 検査 | 結果 |
|---|---|
| スキーマ・来歴(入力 sha256・answer_base=1) | PASS |
| 正答の唯一性・選択肢の判定・途中断定の照合(独立全列挙) | PASS |
| 図 12 枚: 意味オラクル | 12/12 PASS |
| 描画オラクル(SVG 読み戻し・PNG 領域色) | PASS / PNG PASS |
| 逐語一致(レジュメ・note・12 字窓・引用免除) | 0 件(literal 0 件) |
| メソッドカード(本文と method.json の一致) | PASS |
| 本文の長さ | 本文 3,810 字/お題の解説 1,281 字/練習の解説 758 字 |
| importer(教材タブのサニタイザ)互換 | PASS(実投入は未) |
| 同一入力からの再ビルド byte 一致(2 回・29 ファイル) | PASS |
| 機械ゲート全体(checks 22 項目) | 全 PASS |
| verify_report の総合判定 | status: review-ready / strict_pass: True |
正本: educaredev/webtext_kobo/themes/handan-meidai-venn-some/。仕様: docs/webtext/KOBO_REWRITE_SPEC_20260908.md。台帳: webtext_kobo/line/ledger.json。